>

2017年4月26日水曜日

「グリーンシティチャレンジ2016」開催


2016年度ベーシックⅠ「グリーンシティ・チャレンジ」結果報告
-初めての確認テスト実施-
 

去る3/20(月祝)、国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区)にて、ロボット・サイエンス1年目ベーシックⅠ(以下、RBⅠ)の一年間のまとめとして、合同卒業競技会「グリーンシティ・チャレンジ(GCC)」を開催しました。3教室の在籍生8チーム、23名が参加。各チームが競技用フィールドで調整してから競技に臨みました。RBⅠには小学36年生までが在籍していますが、やはり学年の高いメンバーがいるチームが上位を占めました。GCCはいくつもの課題を次々と短時間でこなさなければならない競技ですので、センサーを用いないでモーター制御だけで挑んだチームもありましたが、やはり上位チームはセンサーを利用して確実に課題をクリアする方法を採っていました。
 
 
今年は初めての試みとして、GCC競技の後にRBⅠ修了の確認テストを行いました。1年間RBⅠを担当してきた講師たちが作成し、筆記テストと実技テストの両方を用意しました。筆記試験中は水を打ったように静かになり、生徒たちは皆真剣に取り組んだようです。実技テストでは、その場で発表された課題について、プログラムを組んで挑戦しました。試験直後に採点し、平均点を算出、上位者を発表しました。各自の理解度、達成度を生徒本人や保護者の皆様が把握できたのではないかと思います。このテストの結果を見て、RBⅠをもう一度学習し直すことを決めた子もいたようです。ロボット開発を学習する上で基本がしっかり身についていることが大切ですので、手応えを感じて楽しみながら豊かに学習することが一番良いと考えます。
 
 
また、精神面での成長も欠かせません。何でもかんでも人に頼ったり習ったりしては、オリジナルのロボットを自力で開発する実力は育ちません。分かること、できることを着実に積み重ねて、自分で考えられるようなること、分からないことや未知の事柄を自分で調べられること、自分で創意工夫ができるようになること―これらができるようになって初めて、他の人の真似ではない、自分だけのロボットが作れるようになるのです。

Truthには優秀な先輩たちがたくさんいるので、学べる機会は豊富に用意されています。実績と伝統あるTruthの一員として先輩たちから何を引き出して自分のものにするか?真剣に考えて取り組むことを期待します。



トゥルース・アカデミー ロボット・サイエンス
http://truth-academy.co.jp/rs/